SEO担当者としての悩み
ここ2年半くらい、会社ではサイトの担当者としてSEO、UI改善をメインに取り組んできました。
SEOをやる上で、順位のモニタリングツールは何を使うのか、悩ましいところでした。
GRCやGinzametricsといった有名どころを使ったり、コンサルを依頼しているパートナーに取得してもらったりしながらモニタリングしていたものの、Google先生の細かい変更で何がどう変わっているのかを掴むのが難しい、というのが悩みでした。
(おそらくいろいろな会社の方がそう思われているのでは…?)
Googleの検索結果をそのままモニタリングしてみる
そこで、モニタリングキーワードでのGoogleの検索結果(SERPs)をそのまま取得しておく、という方法を試してみたところ、時系列的なトレンドが構造的にわかりやすくなったので、それを紹介します。
やっていることはシンプルで上記の通りなのですが、以下のようなことをやっています。
- 各キーワードのGoogleの検索結果を取得する
- キーワードのカテゴリを定義する(例えばBigキーワード、エリア系キーワード、など)
- カテゴリごとに取得した検索結果をドメイン単位で集計・可視化する
Tableauでビジュアライズしてみる
さらに、取得したSERPsデータをTableauのようなBIツールで可視化するところまでやってみました。
Excelで集計することもできなくないのですが、Tableauであればその場で切り口を変えながら議論ができるので、SEOのモニタリングの場が非常に有意義なのです。
Tableauでビジュアライズしたサンプルを用意してみました。
対象キーワードは、「ラーメン 東京都」「イタリアン 大阪府」など、「料理カテゴリ」×「都道府県」としてみました。
このキーワードで日次でモニタリングしたデータのTableauワークシートがこちら。
※このTableauのワークシート、ゴリゴリ動かしてみてください。
いかがでしょうか?
検索結果の時系列的変化がパッと見でわかり、キーワードカテゴリごとの差異も見えやすくなります。
これ、会社では週次で数千キーワードのデータを取得・蓄積しています。
モニタリングするタイミングによって変わるのがSEOの難しいところではあるのですが、大局的な変化はだいぶ見えてきます。
SERPsモニタリングの手法を販売してみます
この手法、 なかなか面白く役に立つと思うので、試しに販売してみようと思います。
値付けの感覚が悩ましいところなのですが、ココナラで出品してみました。
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2018年8月30日
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